ルアー、ジグのメンテナンス&チューン!
ホントは、ルアーメーカーとしては、次々と購入して欲しい所ですが、世に出したルアー達を
大事に使って貰いたい!と云うことで、簡単メンテと修理方! チューン方をお教えします!
いままでの、メーカー側が教えてくれなかった裏話です!
写真をクリックすると、大きく表示されます!
STEP 1
まず、1番多い 魚、釣れすぎ!表面擦れ傷! G−POWERのジグや、ルアー達は、最初からソルト対応の
ハードコートを施してありますが、それでも限界があります。!勿論、市販の物とは桁違いですが、細かい傷が
付いてくると、耐水の問題は、無い物の、折角のアルミやホロの反射が落ちてきます。
早い話が輝きが落ちて来た! 艶が無くなってきた!と云う感じです。
これは、気にしない人もいますが、知らない内に確実に釣果が落ちてきます!
では、どうすれば良いか? 簡単です!もう一度、表面をコーティングするだけです。
それだけで、ルアーは最初と同じ 艶々に!
G−POWERのルアーは、高強度のウレタンコートをしています、
この、樹脂の特徴は、1度 乾けば、他の塗料に負けないと云う事です!
出来るなら、ルアー表面を耐水のサンドペーパー#600 ぐらいで軽くならして
釣具屋さんで売っている、ウレタンクリヤー塗料を買ってきて、ドブ漬けして下さい!
ただし、気を付ける事が2,3点 まず、市販のウレタン塗料は、1液性の物を使う事!
2液性の物は、保存が利くのですが、皮膜が弱い、時間が経つと黄ばむなどの難点が、!
また、1液型は、瓶を開けてそのままドブ漬け出来て便利ですが、保存が利きません。
様々なサイズが市販されてるので、用途に併せて一気に使用する事をおすすめします。
まとめて、10個もやれば充分 元が取れます(^^)/
* 市販のルアーの場合は、エナメル系や、ハンブロール系といった異質の塗装がされている
物は、この方法は使えません!色が流れたり、塗膜自体がシワシワになります。
パッチテストを行ってから、試して下さい。
STEP 2
お次は、歯の鋭い魚にやられた! 船べりにぶつけた等の深い傷!(下地のカラー塗装までいって無い)場合!
ここでも、ウレタン塗料と爪楊枝に活躍して貰います!
まずは、傷の周りを#600のペーパーで軽くならします。次に傷口を上にして固定します。
粘土や、その他でなるべく水平にして下さい!
爪楊枝にウレタンをつけてそのまま垂らさない様に傷口に盛っていきます!
多少、周りに広がりますが、あなたが 地球上に居るかぎり、表面張力で上に盛り上がって
固まります!
完全に乾燥したら盛り上がり分をペーパーでならして下さい。
均一にならしたら、仕上げのドブ漬けで完成です!
STEP 3
ここまで、いってしまうと、簡単と云う訳には、いかなくなります。自信の有る方だけですが、
参考までに、!
下地が出てしまうと、浸水の危険があります。確実にコーティングで目止めして下さい!
また、色落ち箇所の対処方ですが、どうしても、あとから、着色すると元の色とのマッチングが
合わなくなり、かえって、傷を目立たせてしまいます!
どうしてもの場合は、プラカラーで似た色を調合して、楊枝、筆、エアブラシなどでの補修に
なります。
でも、Genoが思うに、浸水さえ防げれば、大物を獲った勲章として傷は、残しても良いかな?
その位、高度なテクニックが要求される工程です。
STEP 4
かなりの激突!皮膜が剥けた!等の深くてヤバイ傷?
ここまで、来ると、ほとんど補修のレベルを超えてますが、唯一、皮膜の剥けの場合!
復活の可能性があります!
まず、剥けた皮膜がどの位置かです!カラー塗装の上ならば、段差として残った皮膜を
丁寧に取り除き、新たに表面コートを重ねて下さい。
カラー層まで、もしくは、アルミ、下地までいった場合は、ほとんど、最初から作るぐらいの工程が
必要です! 残念ですが、潔く諦めるか、プラカラーでべた塗りして生まれ変わらせるぐらいです。
ただし、アルミを貼りなおす技術や塗装に自信のある方なら、ボディは使えますので
復元可能です!頑張って下さい!